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プラセンタを打ってみた-プラセンタを打ちに行く-

さて、ひょんなことからプラセンタを体内にいれることになった私であるが、これといってプラセンタを体内にいれる理由がなかった。

それだけが、心苦しかったが、もともとアレルギーで悩んでいた妹も一緒に連れて行くことでなんとか理由をこぎつけた。


叔母に紹介されたところは、エステサロンでも、美容整形外科でもなく、ごくごく普通の病院だった。


建物も、たたずまいも、出入りしている人もごくごく普通の個人病院である。


本当にここなのか?と疑ってしまうくらい普通だった。


妹を気持ち先に歩かせ、私は後に続いて病院へ入った。

中に入るとあらゆるところに【プラセンタ】の文字を見つけ、プラセンタがどんなにすばらしいものであるか、プラセンタの効果などを病院の掲示板で確認した。

受付で、予約していた旨をはなすと、まずは問診があると、プラセンタを高く評価しているここの先生に通された。

先生はしばらく、プラセンタがどんな効果があって、プラセンタが自分にとっていかに素敵なことなのかを手短に話してくれた。

そして、問診が始まると、

とくに、これといって体の面で問題がないと思っていた私であったが、いろいろと問題点が発覚し、結構重症だね、と、烙印を押された。


健康だと思っていただけに、ちょっと驚いた。


しかも先生は「自律神経失調症」という病名を出し、ちょっと怖がらせてから、【プラセンタ】で完治するから大丈夫と、安心させた。


パッチテストというものを続けて行った。

これは、実際にプラセンタが体に合っているかのテストだったが、99.99%合わない人はいないらしい。

無事にパッチテストもクリアし、違う【プラセンタ専用のお部屋】へ通された。

そこは、病院の待合室はちょっとちがって、高度成長期の日本の割と裕福なおうちの居間、という感じの部屋で、昔っぽい置物や、家具に少し遅れてきた妹と「なんか成金ぽいよね」とか何とか言いながら部屋を見渡していた。


そうこうしているうちに私の名前が呼ばれた。

また施術が行われるであろう部屋に入ったら、鳥の鳴き声が聞こえてきた。
壁紙は、森を意識しているのか、日本にはないだろうという感じの木が、リアルに描かれていた。


もしかしたら、患者さんを緊張させないための院長先生の優しさなのかもしれない。
などど、色々考えていると、

看護婦さんにおしりを半分出してうつ伏せで寝るように指示された。


尻を半分だす~??

もう、森も鳥の鳴き声も何の役にも立たないくらい緊張してきたのだ。

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